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太陽光発電は蓄電池なしでも設置できる?
こんにちは☀
今日は変な天気でしたね。
日中は暖かくなると言っていたので、
布団を洗って干してきたのですが、一度も太陽を見ていない気が…。
雨は降らなかったのでOKですね(-_-;)
明日、あさっては25度前後まで気温が上がるみたいなので、
洗濯を気持ちよくしたいと思います😊
さて今回は、太陽光発電についてお話をしていこうと思います。
太陽光発電を導入する際に、蓄電池もセットで!!という話をよく聞きますよね👂
ただ、設置費用は高めなので悩むところですよね・・・・
そんな時、「まずは太陽光発電だけでも。」と考えることもありますよね!
でも、果たしてそれは可能なのか?
メリットやデメリットなども一緒にまとめていきます💨
太陽光発電は蓄電池なしでも設置できる?
太陽光発電と蓄電池を一緒に導入しないといけないわけではありません。太陽光発電だけ単独で設置することも可能です。ただ、蓄電池がなければ電気を貯めたり、貯めた電気を後から使用することはできません。
蓄電池がない場合
太陽光発電が稼働しているときは発電した電気を使用し、余った分は売電をすることもできます。太陽光発電だけでも電気代の節約といったメリットはありますが、太陽光発電が稼働できない夜間に消費する電気は購入しなければなりません。
※日中、お家にいる方は電気代を安くすることが出来ます。(天気の良い日だと)
太陽光発電と蓄電池を一緒に導入するメリット
1、電気を貯めて使用できる
蓄電池を設置すれば、太陽光発電の電気を貯めて使用することができます。発電が出来ない夜間や天気が悪い日でも、買電せずに蓄電池に貯めた電気を使えるのがメリットになります。
2、災害時や停電時にも電気を使える
蓄電池に電気を貯めておくことで、災害や停電してしまったときに蓄電池の電気を使う事ができます。電力会社からの電気の供給が復旧するまでの間、日常生活を維持するのに役立ちます。
3、電気料金を抑えられる
電気料金が安い夜間電力を購入して蓄電池に充電をして、電気料金が高くなる日中に蓄電池の電気を使用すれば、電気代を減らすことができます。電力会社から購入する電力量を減らして、昼間は蓄電池の電気を使用することで、ピークカットやピークシフトに貢献できます。
※ピークカットとは
電力の使用量が最も多い時間帯(ピーク時間帯)に、電力使用量をカット(削減)することを指します。
※ピークシフトとは
夜間など電力使用量の少ない時間帯に電力を貯めておき、電力使用量が最も多いピーク時間帯に使用することを指します。使用する電力をシフト(移動)させて、全ての時間帯の電力使用量を均一化するイメージです。
蓄電池と組合わせるデメリット
1、使用できる量が限られている
蓄電池の容量によって貯めて使用できる電気量が異なります。電気を貯められる量は無限ではありません。小型の製品だと蓄電容量も少なくなります。また、使用した分は減るので、非常時に備えて蓄電しておく必要もあります。
2、充放電回数に寿命がある
蓄電池もスマートフォンのバッテリーと同様に経年劣化をします。放電回数の寿命を超えると、蓄電容量が徐々に減っていくため、交換が必要になります。メーカーによって保証期間や充放電サイクル回数などが違います。
3、設置スペースをとる
最近ではリチウムインバッテリーの小型化で、蓄電池自体も小型が進んでいますが、それでも蓄電池を置くには一定のスペースが必要となります。また、メーカーによって屋内・屋外設置の条件も異なります。
4、FIT制度の売電価格は年々下がっている
FIT制度がスタートしたのは2012年。当時1kWhあたりの売電価格は42円と高単価での売電が可能でした。ですが、2024年は1kWhあたり16円と26円も売電価格が下落しています。家庭向けの電力料金は1kWhあたり25円くらいなので、売電価格の方が下回っているのが現状です。
引用:タイナビ
蓄電池を後付けすることは可能?
蓄電池は、太陽光発電を既に設置している方への後付けが前提で作られているものがあります。ただし、どんな組み合わせでも問題がないというわけではありません。パネルメーカーや設置状況、パワーコンディショナとの組み合わせを確認する必要があります。蓄電池は、電気を貯める「蓄電ユニット」と貯める電気を変換する「パワーコンディショナ」で構成されています。
様々な観点から蓄電池を選択することが重要
蓄電池は安い物ではないので、以下の点に気を付けて失敗しないように慎重に選びましょう。
✅太陽光発電システムのメーカー
✅導入する目的
✅導入予算
✅設置スペース
✅蓄電システムの容量
✅保証内容
今後の太陽光発電は自家消費による節電がお得?
太陽光で作った電気のkWh当たりの買取価格は、2099年に48円、2012年に固定価格買取制度に移行した当時でも42円でした。ところが2023年には16円になっています。一方、電力会社の一般的な家庭用電気料金は20円/kWh~30円/kWh超です。つまり、太陽光発電で作って売電していた分を自家消費して、電気代を削減するほうがお得になります。
太陽光発電用蓄電池導入の時の注意点
1、設置スペースが必要
太陽光パネルは一般的に屋根の上に取付けます。蓄電池は室外に置くことがほとんどです。蓄電池を設置するためには、容量や機種で異なっていますが一般的にエアコンの室外機より一回り大きいスペースが必要となります。
2、充電回数に限りがある
リチウムイオン電池の場合、充電できるのは約6,000~12,000回で寿命は15年~20年程度になります。寿命を超えても蓄電能力はゼロにはなりません。充電できる量や効率は下がってしまいます。
3、メンテナンス費用・買い替え費用
太陽光発電設備は、改正FITによって設備の定期的メンテナンスが義務付けられたため、メンテナンス費用がかかります。頻度としては、4年に1回以上が推奨されています。
※FIT制度とは
太陽光や風力といった再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定の価格で一定期間買い取ることを国が保障する制度です。
蓄電池なしで太陽光のみのメリット
1、初期費用が安く抑えられる
蓄電池は一般的に100万程度します。また、寿命があり約10年で交換が必要となります。そのため、蓄電池を一緒に設置をすると初期費用やメンテナンス費用が高くなってしまいます。それに対して蓄電池などで太陽光のみにすると、初期費用やメンテナンスを安く抑えることができます。
2、売電よりも自家消費の方が得になる
太陽光発電の売電価格は年々下がってきています。上記にもある通り、最近の売電価格は、10kWh未満の住宅用太陽光発電では14円/kWhになります。一方で、自家消費することで節約できる電気代は、平均的に20円/kWh程度です。また、自家消費することで太陽光発電の設置容量に制限がなくなります。
蓄電池なしで太陽光のみのデメリット
1、太陽が照らさないときの電力供給が不安定
蓄電池なしの太陽光発電は、太陽が照らさないときには電力を供給することができません。夜間や天気の悪い日などは自家発電した電力を使う事が出来ず、電力会社から電力を購入しなくてはなりません。
2、電力会社への売電が限られている
蓄電池なしの太陽光発電は、自家発電した余剰分の電力を電力会社に売ることが出来ますが、売れる量や期間には制限があります。また、売電価格も毎年下がり続けているため、これまでのように収益を得ることができません。
3、電気料金の節約が困難
発電量が消費量よりも多い場合は余剰分を電力会社に売ることが出来ますが、売電価格は購入価格よりも低く設定されています。
4、バックアップが限られている
蓄電池なしでは、停電時や災害時にも自家発電した電力を使用することができません。これは、安全上の理由から太陽光発電に一般的逆潮流防止装置と呼ばれる装置が備わっているからです。外部からの電力供給が途絶えた場合には自動的に切断されるようになっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
初期費用を抑えるために太陽光発電だけにしようかな…なんて思うけど、
災害時や停電時のことを考えると蓄電池も一緒の方がいいなってなりますよね💦
最近は地震も多く、心配になります。
また、売電価格が下落しているため太陽光のみでのデメリットは多いかもしれません((+_+))
日中家にいる方は、自家消費ができるので太陽光のみでもいいですね!!
わからないことや聞きたいことなどがありましたら、何でもお気軽に庄南工業へご相談ください!!