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家を建てるのに向いていない土地とは??後悔しないためのチェックポイント

こんにちは!!
愛知県尾張旭市で注文住宅、規格住宅を手掛ける庄南工業です。
家づくりを考えるとき、多くの方が「どんな家を建てるか」に目を向けがちですが、
実は、「どんな土地を選ぶか」もとても重要です。
土地の条件によっては、思った以上にコストがかかったり、住みにくくなったりすることもあります。
今回は、家を建てるのに向いていない土地の特徴と、その対策についてまとめてみました。
1.コストがかさみやすい土地
高低差のある土地
傾斜のある土地や段差がある土地は、見た目以上に造成費用がかかることがあります。
特に擁壁工事や土砂の搬出入が必要な場合、数百万円単位で費用が上乗せされることもあります。
さらに、地盤の強度によっては補強工事が必要になり、想定外の出費につながることもあります。
対策
購入前に造成費用を工務店などに相談し見積もりをしてもらい、総額の予算に収まるかどうか
をしっかりシュミレーションをすることが大切です。また周囲の住宅がどのように建てられているかを
参考にするのも一つです。
変形地
一見すると割安な変形地ですが、間取りの自由度が低くなったり、
駐車スペースの確保が難しくなったりすることがあります。
特に旗竿地は、車の出し入れがストレスになるケースも。
また、形状によっては採光や風通しに影響を与え、住み心地がわるくなることも考えられます。
対策
設計の工夫で住みやすくなる場合もあるので、事前にどんな間取りが可能か
建築士に相談するのがおすすめです。また、駐車スペースの確保が難しい場合は、
車のサイズや駐車方法についてもよく検討しなければなりません。
2.住みにくい土地
日当たりの悪い土地
隣の建物が近い、北向きの敷地など、日当たりが悪い土地は、室内が暗くなりがちです。
冬は寒く湿気も篭りやすいため、結露やカビなどに要注意です。また、昼間でもあまり光が
差し込まないと照明をつけたり、暖房費など電気代もかさみます。
対策
吹き抜けやハイサイドライト(高窓)を取り入れて、室内の色を明るめにするなど、
採光の工夫をします。また、庭やバルコニーの配置を工夫することで、
少しでも光をとりいれやすくすることもできまます。
前面道路が狭い土地
道路幅員が4m未満の土地は、建築基準法の規制でセットバックが必要になることがあります。
また、駐車スペースを確保しにくく、大きな車は出し入れが困難になることもあります。
さらに、工事中の資材搬入が難しくなることもあるため、建築コストや工期に影響することもあります。
対策
セットバックが必要かどうか事前に確認し、駐車スペースの確保も含めて
検討することが大事です。
特に、家を建てた後に「車の出し入れがしにくい」と感じるケースも多いため、
実際に現地でシュミレーションをするのもおすすめです。
3.将来的な負担が大きい土地
予算に合わない土地
土地の購入価格だけで判断すると、「家を建てる段階で予算オーバー」というケースも少なくありません。
特に地盤改良やインフラ整備が必要な土地は想定外の費用が発生することもあります。
対策
建物や外構費用も含めたトータルの予算を事前に試算し、余裕を持った資金計画をたてる
ことが重要になります。
また、土地の価格が安くても、後から多額の造成費や補強費がかかる場合は、
結果的に割高になることもあるので注意が必要です。
まとめ
理想の家を建てるためには、土地選びがとても重要です。価格だけでなく、「住みやすさ」や
「将来のコスト」も考えながら慎重に選びましょう。
そして、土地を探す前に、まずはどんな家を建てたいのかを工務店などに相談することをおすすめします。
実際に「希望の家を建てるには、もう少し土地の広さが必要だった」というケースや、
「土地の形状に合わせて間取りを調整する必要があった」という事例も少なくありません。
こうした場合でも、売主さんとの調整や設計の工夫によって、最適な解決策を見つけられることがあります。
庄南工業では不動産と建築の両方を扱う工務店だからこそ、「この土地で希望の家が建てられるか?」
を見極めながら、最適な土地選びをお手伝いいたします。土地探しから設計・施工までトータルサポート
いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください!!