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2階リビングは実際どうなの?
こんにちは☀
愛知県尾張旭市で注文住宅、規格住宅を手がける庄南工業です。
台風の影響なのか、来週から少し雨が多いみたいですね☔
雨は嫌ですが、気温も一緒に少しずつ下がるみたいなのでそれは嬉しいです!
30度超えないだけでだいぶ涼しく感じますよね(笑)
雨が多いとコインランドリー様様ですね( *´艸`)
家でなくていいように、乾太くんがあると便利なんですけど…。
さて今回は、2階リビングについてお話していこうと思います。
お家づくりで間取り検討中に1階リビングか2階リビングかで迷うこともありますよね。
「どっちの方が便利なんだろう」など疑問に思うこともたくさん!
そんな困ったときに少しだけでも見ていただけたら嬉しいです(^^♪
簡単ではありますがまとめていきます💨
2階リビングを検討する際の視点
1、土地や周辺環境
2階リビングに適しているかは、土地に左右されることがあります。周辺の建物の状況や家を建てる場所、日照条件などで変わってきます。
2、家族構成
高齢者の方が足腰が弱くなってきたら階段の上り下りが負担になることもあります。将来のことを考えてどちらがいいか検討する必要があります。
3、ライフスタイル
2階リビングはプライバシーが保たれる開放感のあるリビングにできます。でも1階は暗くなったり、2階リビングに行くために階段を使用しないといけなくなってしまいます。
2階リビングのメリット
1、採光性・通風性がいい
2階リビングは高い位置にあるので1階リビングより採光性や風通しがよくなります。1階は近隣住宅の影になりやすく、日当たりや風通しが悪くなる場合に2階リビングにすれば、たとえ大きな窓を取り付けられなくても高窓や天窓を設置することで光や風を取り入れやすくなります。
2、家族のプライバシーを守りやすい
2階リビングは高さがあり外から見えづらくなるのため家族のプライバシーを守りやすくなります。住宅密集地であったり、道路に面していると家の前を歩く人の視線が気になるなどで昼間でもカーテンを閉め切って過ごさなければならないこともありますよね。その点2階リビングであれば家族のプライバシーを守りつつ開放的に暮らすことが出来ます。
3、構造的に安定しやすい
2階をリビングにすると、地震や強風などによる揺れに建物が耐えるための耐力壁が増えるため、構造的に安定しやすくなります。1階に部屋数が多くなると2階を支える柱や壁が増えるので、構造が安定します。その結果、お家の耐震性が高まります。
4、良好な眺望が得られる
2階リビングにすることで高い位置になるためリビングから良好な眺望が得られます。特に公園など開けたスペースが隣接している場合はより眺めがいいでしょう。
2階リビングのデメリット
1、コミュニケーション不足になりがち
2階リビングにすると家族とのコミュニケーションが不足する傾向があります。1階に各部屋があるため家族との距離が上下でわかれてしまいます。外から帰ってきたらリビングを通ることなく部屋に直接行けてしまうのは家族同士が顔を合わせる機会が減ってしまう原因となります。
2、玄関の様子が分かりにくく防犯面で不安
2階リビングにすると生活の中心が2階になるため、1階の様子がどうしても分かりづらくなってしまいます。不審者が侵入してきても気づきにくくなるため防犯面での不安を感じてしまいます。特に小さい子どもだけで1階にいる場合は特に心配になりますね。
3、階段移動が負担になる
食材の買い出しに行って戻ってきたときに2階まで運ぶ必要があるため負担が大きくなります。買い物だけでなく、来客時や外出時、宅配が届いたときなどにも全て階段移動が必要となるため大変です。
4、大型家具を搬入できないこともある
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電やテーブル・ソファーなどの大型家具の搬入が難しくなることもあります。階段の幅やタイプなどによって方向転換ができません。とくにまわり階段は注意が必要です。階段から搬入できない場合は、クレーンを使用して2階の窓からの搬入をしなければならないこともあります。
5、暑さがこもりやすい
暖かい空気は、上に向かう性質があります。そのため2階リビングは1階リビングに比べて室温が高くなります。夏場はエアコンの使用頻度が増え、電気代が高くなることがあります。
2階リビングのデメリットの解消法
1、階段の幅を広く取り、傾斜を緩くする
傾斜を緩くしたり階段の幅を広くすることで、上下移動の負担を軽減することが出来ます。また、大型家電の搬入もしやすくなります。大型家電や家具のことを考えると、まわり階段より直線階段にすることをおすすめします。
2、玄関とキッチンの近くに階段を
玄関の近くに階段を設置したら帰ってきたらすぐにリビングにいくことができます。また、2階のリビングのキッチンから近くに階段を設置すること動線が短くなり生活がしやすくなります。
3、家全体の断熱性能を高める
断熱性の高いLow-eガラスや樹脂サッシを使用するなどして、断熱性能を高めることでエアコン1台で夏の暑さをしのぐことができます。
1階リビングと2階リビングの違い
1階リビング | 2階リビング |
・庭や外へのアクセスが良い (来客対応、防犯面) ・家族団らんがしやすい |
・眺望が良い ・開放性、プライバシー確保 ・狭い土地でもくつろげる |
2階リビングを後悔しないためのポイント㌽
1、断熱性を高める
2階リビングの場合、1階は日中でも日当たりが悪いことが多く2階リビングの熱が効率よく1階に降りていくことも難しいため、低い室温になります。リビングで食後の時間をゆっくり過ごした後、1階の寝室に降りていくとゾッとするほど冷えているというようなことになりかねません。そのため、2階リビングにする場合には、家全体の温熱環境を高いレベルで安定させる断熱性能の高さが必要です。
2、空気を循環させる
家の中の温熱環境をよくするために断熱性に加えて空気が循環していることも大切です。適切な空調計画や換気計画によって暖かい空気が循環すれば、1階が冷え切る心配がなくなります。暖かい空気は比重が軽く上昇するという基本に逆らわない床下エアコンなどの空調・換気計画が省エネで快適な温熱環境にとって大切となります。
3、1階にも光を届ける
家の中に吹き抜けやリビング階段を配置して空気を循環させ、1階にも暖かさを届けると一緒に自然光の明るさが届くようにしておくことも居住性の向上に役立ちます。
4、日射を遮蔽する
夏の暑さを抑えるためには、太陽の熱と光の流入を遮る必要があります。その方法として深い軒や庇を設けることが挙げられています。冬場と夏場の太陽高度の違いを利用して、冬場は十分に陽が入り夏場の太陽高度が高い時間帯はしっかりと遮れるように、建物の配置方角を確認しながら軒の深さを検討します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
2階リビングにしてプライバシーを守ることが出来たり日の入りが気持ちよくてみんなで日向ぼっこをしてみたりとメリットが嬉しいですね😊
しかしデメリットとして階段移動が増えたり防犯面の心配、家具の家電の搬入のしにくさなどが挙げられています。
それを聞くと少し悩みどころですね…💦
高齢になったときのことも考えると、家に帰ってきて必ず2階に上がらないといけないとなると将来が心配に感じたりも…。
ですので、メリットデメリットを踏まえたうえで家族で話し合いをされてから検討されてみたはいかがでしょうか!!
皆さんがどこを重視するかによって決まってくると思います。
分からないことや聞きたいことなどがありましたら何でもお気軽に庄南工業へご相談だください🎶
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