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ガルバリウム鋼板のメリットデメリット!
こんにちは☔
今日は雨ですね…
またまた、外に洗濯物を干してきてしまいました。
明日は雨で、今日は曇りのはずだったんですが・・・・
洗濯のやり直しですね💦
朝から憂鬱な気持ちになっているところです(笑)
さて今回は、ガルバリウム鋼板についてお話していこうと思います。
なぜ外壁によくガルバリム鋼板が使用されるのか不思議ですよね!
見た目がかっこよく、デメリットはあるのかな?なんて疑問に思う方もたくさんいるかと思います。
そこを少しでもわかるように簡単にまとめていきます💨
ガルバリウム鋼板とは?
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%から成る、アルミ亜鉛合金メッキ鋼板です。アルミニウムの特徴である、「耐食性」「加工性」「耐熱性」「熱反射性」と亜鉛の特徴である犠牲防食機能により、従来の鋼板よりもさらに耐久性に優れ、あらゆる用途に対応できる画期的な鋼板です。
ガルバリウム鋼板のメリット
1、錆びに強い
金属系サイディングの中でも、ガルバリウム鋼板は金属でできているにもかかわらず非常に錆びにくいです。建材における錆は、美観を大きく損なうために看過できません。そのため、錆が起こりにくいというは金属系外装材として非常に優位性があります。
※錆に強いとはいえ、絶対に錆びないわけではありません。
2、長期耐久性が高い
亜鉛メッキ鋼板の犠牲防食機能とアルミメッキ鋼板の長期耐久性を合わせ持つため、とくに酸性雨に強いです。例えば、海岸地域でトタンと比較して3~6倍の寿命が期待できます。トタンの場合だと5~10年程度だったところが、ガルバリウム鋼板の場合は、10年~20年と長寿命化しています。
3、軽いので耐震性が高い
ガルバリウム鋼板は非常に薄い板(薄さ1~3㎜ほど)のため、サイディングなどと比較してもガルバリウム鋼板は圧倒的に軽くて丈夫で、地震に強い外壁材なのです。
4、高いデザイン性
薄くて着色性が高いのがガルバリウム鋼板の特徴です。その薄さからソリッドな印象を持たせやすいために建築家によって多様されています。また、黒などのほかの建材では実現しにくい暗色カラーが存在しており、印象的な外観を演出できます。
5、熱反射率に優れる
トタンと比較して、太陽熱の日射熱反射率が高く、特に夏季には表面温度・屋内温度を抑制することができます。
6、耐熱性が高い
メッキ層中のアルミニウム含有率が質量比で55%、容積比で80%と高いです。そのため、アルミメッキ鋼板に近い耐熱性を持っています。外装材を黒色などの恋色にできる理由がここにあります。
ガルバリウム鋼板のデメリット
1、初期費用が高め
ガルバリウム鋼板は、施工費が他の外装材と比べて若干高めです。ガルバリウム鋼板の外壁や屋根は、割とデリケートな建材になります。例えば、施工時にはほかの金属と接触させないように気を付けたり(他の金属に接触すると錆びやすい性質を持っています)、湿気を全く通さないため、別途湿気を逃がす工夫が必要と、施工に注意が必要なため、施工コストが高くつきやすいといえます。
2、メンテナンス費用が高め
メンテナンスフリーという外壁材は存在しません。必ずメンテナスは必要で、素材によって必要とするメンテナンス頻度は異なるだけです。もちろん耐久性が高いとはいえ、ガルバリウム鋼板であっても定期的にメンテナンスを行う必要があります。また、ガルバリウム鋼板は特性上、汚れなどが付着しづらいため塗装乗りも悪くなります。
3、見た目が安っぽい
ガルバリウム鋼板の外装材の見た目は好みが分かれるみたいです。”かっこいい”という人もいれば”トタンみたいで安っぽい””倉庫みたい”という人もいます。
4、錆びにくいが錆びないわけではない
メリットの一番で「錆に強い」と言いましたが、全く錆びないという事ではありません。特に塩害に弱いので、海に近い地域では特に注意が必要です。
5、メーカー保証がシビア
ガルバリウム鋼板は非常に高い耐久性が売りであり、製造メーカーも10年~15年の錆や穴あきへの保証をつけています。ところが、この保証の前提条件がやや厳しい場合があり注意が必要です。台風、強風などによる破壊や物が飛んできて材料を傷つけるなど不慮の事故によるものや、施工会社の瑕疵によるものが原因での塗膜の剥がれ、劣化なども保証の対象外です。
ガルバリウム鋼板の代表的な劣化について
1、赤錆び
表面の傷から鋼板が錆びる現象が「赤錆び」です。赤錆びはガルバリウム鋼板に深い傷ついた場所で発生する錆びです。外壁に傷が入らなければ基本的に発生しません。
2、白錆び
潮風が吹く海岸周辺や高温多湿地域で発生するのが白錆びです。白い無数の斑点が表面に発生する現象で、表面メッキ層に含有した亜鉛が酸化して表面に出てきたものです。シュッとした印象のガルバリウム鋼板にとっては、美観的には看過できない厳しい現象と言えます。
3、他の建材による電蝕
異なる種類の金属どうしが接触すると、一方の金属で接触した部分腐食が発生する場合があります。これを「異種金属接触腐食」(電蝕)といいます。また、ガルバリウム鋼板は金属以外でも木材とも接触腐食を起こします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ガルバリウム鋼板はメリットが多くて魅力的な建材です。
しかし、錆びにくいではなく「錆びない」「メンテナンスフリー」などと勘違いされている方が多いので、これを機に知っていただけたらいいなと思います!
お家の外壁などをガルバリウム鋼板にしたいなと考えている方は、メリットとデメリットをよく考えて選んでみてくださいね😊
「本当にこれでいいのか」「なにがいいのか」などお悩みの方はぜひお気軽に庄南工業へご相談ください🎶
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